丸本 本間水産株式会社

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数の子のページ

数の子とは

数の子は、脊椎動物門、軟骨魚綱、ニシン目、ニシン科の回遊魚ニシンの卵です。 数の子は鯑とも書き、その語源は北海道・東北地方でニシンが「カド(カドゥ)」と呼ばれていたことに由来します。
「カドの子」または「カドゥの子」から「数の子」という字が当てられ一般化しました。

北海道のニシン漁の盛衰

北海道沿岸でのニシン漁は、1890年代をピークに1900年代増減を繰り返しながら減少傾向に入っていきます。
1970年以降の漁獲漁量は極端に減少して現在に至っています。
ちょうど、ニシン御殿に象徴される栄華を誇った「ソーラン節」の時代から、寂れていく様子を歌った「石狩挽歌」へと、正に歌の世界でも歴史を描写していると言えるでしょう。

輸入物の登場

言うまでもなく数の子は、お正月のお節料理には欠くことのできない食材となっています。
ちょうど1970年以降の日本でのニシン漁獲量の激減期に突入する時期と前後して、カナダ東海岸で数の子原卵の冷凍技術が実を結び始め、解凍後の品質も十分満足のいくものとなり、いわゆる「輸入物」が国内産に取って替っていきました。

世界のニシン漁場

現在、世界のニシン漁場は大きく分けて、北米大陸西沿岸・北米大陸東沿岸・ 北方ヨーロッパ沿岸の3つがあります。
北米大陸西沿岸はサンフランシスコからアラスカまでの沿岸域。 漁獲期はサンフランシスコ沖の12月を皮切りに季節とともに北上して行き、アラスカノートン湾では6月頃まで。
この地域から産出される数の子原卵は主に塩数の子の原料となります。 北米大陸東海岸は、ニューファンドランド島、セントローレンス湾沿岸域。 漁獲期はセントローレンス湾で7月から9月、ノバスコシア州沿岸で8月から10月。
特にこの地域から産出される数の子原卵はイースト卵と呼ばれ、主に味付数の子の原料となります。

北方ヨーロッパ沿岸は、スコットランド・シェトランド諸島海域、アイスランド・アイルランド西岸域、スカンジナビア半島・バルト海沿岸域。 漁獲期は、スコットランド・シェトランド諸島海域で8月から9月、アイスランド・アイルランド西岸域で8月から10月、アイルランド南岸域で10月から2月。この地域から産出される数の子原卵は、塩数の子・味付け数の子両方に利用されます。
こうして見てくると、一年中、世界のどこかでニシンが漁獲され数の子が産出されていることが分かります。

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